VOID
「個」は透明な存在である。
価値をどう活かすか、「個」のみでは光を発しない。
それはほかの存在と共鳴しながら、鮮やかな色彩を奏で始める。
「個」であり続ける限り、いずれ変化という大きなうねりに飲み込まれ、
そこにあったことさえも気づかれないモノとなる。
起業家も激しい競争環境でもがきながら事業を構築していくが、
その価値を世の中が受け入れられなければ存在しないと同じであるという宿命を負っている。
何から手を付ければよいのか。
構想を具体化し、コードを書くが、説明をしても無残に否定される現実が待っている。
ATOMS
企業とはいったいなにか。
価値のある創造か、人か、夢か、すでにある資産や技術やサービスか。
何であれ認められるものがなければ、それは「無」でしかない。
存在しているだけの「無」なのである。
認められることでそこから昇華し、挑戦者の熱意はたしかな結晶となる。
ここが、スタートラインである。
何も無いところから第一歩を踏み出していく。
成功するのだという熱意のみが自分を支えてくれる日々を過ごす。
ある日、一人の理解者が現れる。
彼は、あなたに向かって「これはいけるかもしれない」と言う。
そう、初めて認められる瞬間が来きたのだ。
MOLECULES
結晶同士は共鳴しあい、ハーモニーを奏で企業の色彩はここで初めて放たれる。
個を超えて、企業は社会にとって必要な存在となり、社会がその結晶に力を与えるのだ。
私たちは、そこまでの道のりを共に歩いていく影となり、結晶は繋がっていくことで次の未来を社会に提示していく。
仲間との出会い。二人は共鳴するのだ。小さなカフェの隅で、たしかに見える将来の姿は二人に希望を与え、
ここから成長していけるという意思の力を身にまとう。
最初は粗削りなプロダクトも、日々の改善で少しずつ、鋭利なサービスへと変化していく。
出会いは加速していく。目まぐるしい日々のなかで私たちは出会うのである。
あなたの熱意に触れた私たちはあなたの仲間として、一緒に壁を越えていく。
その先に、いつしか誰もが当たり前に使う存在となっていくために。